前回の内容→ここです。
滋賀県、長浜市は日本で最も「アメリカンフットボール」が定着した街です。
長浜市民のみなさんの文化として、フットボールが生活のなかに浸透しているステキな事実。市内では老若どの世代のかたとお話をしてもフットボールの話ができるという、とてもアメリカンな環境。
そして、なぜ長浜「ひょうたん」ボウルなのか?理由は今から約430年前、安土桃山時代の「賤ヶ岳の戦い」にさかのぼります。賤ヶ岳は長浜市の北部に位置する古戦場。若き日の長浜城主、豊臣(羽柴)秀吉は、この合戦で勝利して天下統一の道を歩み始めましたが、彼が合戦の際に目標として掲げていたのが「ひょうたん」でした。
太閤豊臣秀吉ゆかりの地といえば、大阪府のシンボルもひょうたんからですね。
長浜市のシンボル「ひょうたん」を冠した長浜ひょうたんボウル。日本国内では、甲子園ボウル、ライスボウルに次ぎ、3番目に歴史のあるボウルゲームです。第1回は1951年、昨日フィールドに来ていただいた長浜北高校のみなさんのグラウンドで開催されました。なんという偶然。戦後からずっと、長浜市民のみなさんとともに歴史を紡ぎ続けてきた長浜ひょうたんボウル。滋賀県のフットボールチームとして、ほんとうに誇りに感じます。
明日は第72回大会。対戦相手、中央大学とは2017年第67回の長浜ひょうたんボウルで戦いましたが、そのときは立命館大学が6-0で勝利しました。薄氷の勝利でした。今回の勝負はどうなるか?ゴールデンウィークのしめくくりに、神照運動公園で一緒に勝鬨をあげてみませんか?
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