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緑のイナズマが気づかせてくれたこと 青山学院大学との合同練習



シーズンが始まってから行ってきた2ヶ月のトレーニング期間が終わろうとしています。3月になってからはいろいろな大学チームのみなさんと一緒の時間を過ごしてきましたが、それも先日行った青山学院大学Lightningのみなさんとの練習でいったんの区切りを迎えました。青山学院大学のみなさんとは練習後、ポジションに分かれて悩みや課題、ぶつかっている壁などについて、ディスカッションする時間がありました。





予定していた時間はあっという間でした。ポジションにわかれて行ったグループディスカッションはとても盛り上がって、お互いの話に真剣に聞き入り、同じポジションのメンバー同士だからこその共感や遠慮なしの意見交換、やりかたの共有がありました。




青山学院大学は渋谷と相模原にキャンパスがあり、フットボール部の練習は相模原キャンパス付近にあるフィールドで行うため、青山キャンパスに通うみなさんは授業後、1時間以上の時間をかけて相模原へ向かいます。この距離感はメンバーが3つのキャンパスにまたがる立命館大学のフットボール部とまったく同じ。授業と移動時間を差し引くと、メンバー全員が集まれるのは、特に平日は限られた時間しかありません。




これまでの3年間で推奨されてきた行動と、その延長線上に現れたコスパ、タイパという言葉。たとえばZoomのオンライン授業やミーティングは通学時間が省けるし、距離を超えてすぐに会えるなどよいところはいくつもあります。けれど、納得いかない現状を変えたいときは、同じ場所で時間を過ごし、ぶつかることで生まれる熱量こそが大切だったりもします。ぶつかりあって、へこんで、かんがえて、やってみて、失敗して、へこんで、また考えて、またぶつかって・・の、遠回りと思えることが、解決への一番の近道であることも。




3年かけて積み上げてきた生活様式を経て、新しいフェーズが始まろうとしています。どれだけ早く自分たちのスタイルを確立できるのか?どうすればチームの結束力をもっと強めることができるのか?

他大学のみなさんと話すことでしか気づけなかったことがたくさんありました。


答え合わせはまだまだ先。

青山学院大学アメリカンフットボール部のみなさん、ありがとうございました。

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